今回のMOWL STAN STORYは『AERODYNEXによる業界への新たなる挑戦』についての記事を書きたいと思う。
2023年8月20日に世界先行発売された、mowl ambassadorのイタニ ハヤト選手モデル『Aerodynex』。
今日までmowlブランドより数々のProductがリリースされてきたが、このAerodynexは他のmowl Productとは一線置くべき立ち位置のヨーヨーではないかと推測できる。
このAerodynexは、単刀直入に『mowlブランドの中でもより競技シーンに特化した、競技向けのProduct』と言えるのではないだろうか。
【 Hayato Itani / イタニ ハヤト 】
2022年6月にmowl Ambassadorに加入。愛知県出身。
2010年代より愛知県でヨーヨーを始め、その後競技シーンに参加。
2022年のコンテストシーンで一気に頭角を現し、その後1A部門の競技シーンの中心選手として活躍。2023年世界大会では予選・準決勝と勝ち上がり、決勝では『12位入賞』。
また、自身のこれまでの知識や経験を踏まえ、愛知県内で独自に練習会やイベントを行い、競技シーンの底上げや選手の育成などにも力を入れている。
昨今のヨーヨーシーンで輝かしい成長を遂げ、現在の競技ヨーヨーシーンの中心で活躍しているイタニ選手が上記の言葉を実現させている。
ボディ素材をチタニウム素材に選定し、極限まで軽量かつ強度のあるボディ形状を作り上げた事により、より操作性を重視したProductが完成。
また、数あるmowl Productの中でもより幅のあるワイド形状を選定した事により、トリック/コンボの安定感を可能とした、まさに『mowlから送り出された、競技シーンへの挑戦』を表すProductに仕上がっているのではないだろうか。
過去に発売されているmowl Productのチタニウム2機種とのスペックを比較。
直径 | 横幅 | 重量 | |
Aerodynex | 55.0mm | 46.0mm | 65.2g |
Surveillance Ti | 55.7mm | 42.6mm | 64.2g |
Heterogeneity Ti | 55.8mm | 42.8mm | 65.2g |
『Surveillance Ti』『Heterogeneity Ti』と比較してみると、やはり注目すべき点は『幅』ではないだろうか。
このAerodynexの幅が、これまでmowlから発売された最上位モデル2機種と大きく差別化されている。
8月に先行発売された時点ではRawカラーでの発売で、フェイス面にはmowlの特徴であるアートワークは刻印されていない。
今後公式発売される際には、プロダクトにどのようなアートワークが施されるのか、今から期待される。
2023年は数々のmowl Productが発売されてきたが、このAerodynexは mowlブランドの競技シーンでの立ち位置に大きな一石を投じるであろうProductとして注目されると共に、今後のmowlの活動にも大きな変化を及ぼすのではないだろうか。
今後ともAerodynex・イタニ選手含め、今後のmowlブランドの動向に大いに注目したい。